学習支援会場となる調布市市民活動支援センター
活動の様子。中学生を指導中
テキスト(中学生用)。学年をさかのぼって学習できるよう多学年教材を使用。
生徒の理解度を深めるために開発したデジタル教材

当法人は教育支援事業を通じ、子どもたちに基礎学力定着のための学習サポートと将来への希望を育むための心理的サポートを提供しています。さらに子どもたちのキャリア形成を支援することで、貧困の連鎖を断ち切ることを目標としています。  東京都内の就学援助受給率は23.2%(2013/東京都教育委員会調査)で、教育費を負担できない家庭の子どもたちが4人に1人います。こうした家庭の子どもたちは、学校教育以外の教育サービスを享受できず、学力不振を自らの手で解決することができません。  また、自分が40歳になったとき、やりがいのある仕事をしていると思うかとの問いに対し、一般家庭の子どもの82.5%が肯定的な回答をしています。(回答者は中学3年生) 貧困家庭の子どもの場合、76.2%と数値が減少します。このように、学力だけではなく、将来への希望や夢にも格差が生じています。  このように家庭の貧困は、子どもの教育機会を限定し、希望を奪い、さらにそのことが職業選択と将来の収入に大きな影響を及ぼすのです。  当法人では、基礎学力定着のための学習サポートを目的に、学習教室ミライエを運営し、小学生から高校生までを対象に個々の学習状況に応じて、個人別カリキュラムを作成し、指導します。学習教室ミライエでは算数・数学に特化した指導を行っており、それぞれの子どもたちがどこでつまずいているのかを洗い出し、指導します。つまずきを解消し、算数・数学ができるようになることは、純粋な学力向上に繋がるだけではなく、子どもたちが「自己肯定感」や「自尊心」を持つことにも繋がります。  また、高校生に対しては、キャリア形成を支援する活動として、進学や就職に対する相談をお受けしています。    今の日本では、残念ながら経済的な格差が子どもの学力や知能の格差に繋がっているということを否定できない現状があります。貧困家庭に生まれた子どもたちが将来への夢や希望を抱くことができず、貧困が再生産されることは、生まれてくる家庭を選ぶことのできない子どもたちにとっても、日本社会全体にとっても、由々しきことではないでしょうか。  貧困の再生産を防ぎ、子どもたちが夢や希望を抱くことができる社会を築くためにも、企業の皆さんのお力添えが必要です。ぜひご支援のほどよろしくお願いします。

組織名
特定非営利活動法人子どもの未来を紡ぐ会
組織形態
認定特定非営利活動法人
設立
2016年12月16日
代表者
多田 真一
運営人数
5名以下
ウェブサイト
https://tsumugu2017.jimdofree.com/
郵便番号
151-0053
住所
東京都渋谷区代々木3-1-11 パシフィックスクエア4F
主な収入源
面談を申し込む タイアップをオファーする