日本爪ケア普及協会は、爪ケア及びフットケアにおける技術の普及と啓発する活動を行うことを目的としています。 自らの倫理的成長をはかり、質の高いスキルの提供、特に高齢者や障がい者の日常生活の不便さを解消し活力を引き出し、社会に貢献していくことを目指しています。 弊団体代表は元ネイリストです。2011年に障がい者施設から「爪のお手入れ方法に困っている」という相談を受けたことがきっかけとなり、介護の現場には爪に関する専門知識を持つ人が少なく、業務の多忙さから、十分なケアを行うのが難しいのが現状でした。 そこから使命を感じて技能者の育成を始め、2018年に立ち上げたのがこの団体になります。障がいを持つ方、認知症を患っている高齢者に、敬意を持って関わるコミュニケーションスキルを身に付けた技能者を育成し、その状況を改善すべく、関わり方も含め丁寧な爪ケアの普及と啓発を行っています。 現在は、介護施設での訪問爪ケアに加えて、爪ケアサロンカーによる地域訪問や、施設職員に向けた勉強会の開催などにも取り組んでいます。爪に異常がある高齢者は7割以上いるように見受けられます。 F3世代、M3世代には爪の異常を早い段階で改善していくこと、また、症状を引き起こさないための予防啓蒙に力を入れています。 学習方法はeラーニングで「爪ケア技能検定」の実施を通して、遠隔でも爪ケアの基礎について学べる仕組みを作っています。現在も介護従事者、看護師、ネイリストなど、爪に関わる様々な業種の方が学んでいます。足の骨格や爪の異常を引き起こす細菌についてなど、専門家による勉強会も実施し、学びを深める機会を設けています。 私たちの目標は爪の困りごとをなくすことです。爪ケアは日々の忙しさで見落とされがちですが、爪の痛みは歩行を困難にするなど、のちに体全体の歪みに影響することもあります。私たちは、「爪のことで困っている人のニーズに応えられる人こそ爪のプロ」であると考えています。皆が当たり前に健康な爪で生活ができるよう、この知識や技術と心構えを次世代にも当たり前に引き継いでいける活動にします。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
- 組織名
- 特定非営利活動法人 日本爪ケア普及協会
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2018年3月16日
- 代表者
- 松本 めぐみ
- 運営人数
- -
- ウェブサイト
- https://naida.jp/
- 郵便番号
- 105-0013
- 主な収入源