日本ヘルスツーリズム振興機構は、「ヘルスツーリズム」による健康づくりや疾病予防を促し、市民の健康生活に寄与することを目的として2006年に設立されたNPO法人です。 日本の政策として、2007年から観光立国の推進が打ち出され、2016年には健康立国を目指していく方針も打ち出されました。健康と旅を掛け合わせたヘルスツーリズムは観光活性と健康社会の実現という今の日本の課題に正対したキーワードとなっています。 当法人が事務局を務める「ヘルスツーリズム認証委員会」では、 ・安心安全への配慮 ・情緒的価値の提供(ヘルスツーリズムにおいて楽しみの要素があること) ・健康への気づきの促進 という点に着目して、「旅と健康」という新しい視点から観光商品を客観的に評価する第三者認証サービスとして「ヘルスツーリズム認証」を行っております。 ヘルスツーリズムの市場規模は経済産業省の試算によれば約3兆2000億円にもなると言われています。またヘルスツーリズムは次世代ヘルスケア産業として「旅先で楽しみながら健康について学ぶ」ことが期待されており、同時に地域で創出された新サービスにおいて交流人口を増やして地域活性化などにも貢献することも期待されております。なかでも従業員の健康を経営的な視点で考えて、戦略的に実践を行う「健康経営」に取り組む企業は右肩上がりで増えており、当機構では健康経営の推進におけるヘルスツーリズムの活用方についてのセミナーなども行いながら、ヘルスツーリズムを地域と企業により広く伝えていきたいと思います。 体の健康・心の健康・美の追求・筋肉の追求など人々の健康に対する思いはそれぞれです。そして、それぞれのニーズに応じたプログラムを提供するためには、品質が客観的に評価されたプログラムを地域の資源を活用して創り上げることが重要で、そのサポートを行なうことが私たち日本ヘルスツーリズム振興機構の役割であると考えております。しかし、現在は新型コロナの影響で観光産業も厳しい状況であるため、活動資金も十分に確保できてないような状況です。 「行動を変えるきっかけに観光を」 このような社会を作る地域とこの仕組みを組み込む企業様がいなければ実現できません。 ご興味・ご共感いただける企業の皆様。持続可能な健康社会実現のためのご協力をよろしくお願いいたします。
- 組織名
- 特定非営利活動法人日本ヘルスツーリズム振興機構
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2007年2月5日
- 代表者
- 下光 輝一
- 運営人数
- -
- 郵便番号
- 101-0054
- 主な収入源