寺子屋子ども食堂・王子は、貧困の困難に直面する子どもたちの心身の成長を助けつつ、社会問題ともいえる親から子への貧困問題を断ち切ることを目指しています。 貧困の連鎖を断ち切り、負の連鎖を切り落として子どもたちが前進していくことになれば、将来に向けての所得も増え、福祉の増進、地域の経済活動の活性化なども高まって、貧困によって狭められてきた可能性を広げて、大きな将来を築いていけると考えています。 寺子屋子ども食堂・王子は、 「子ども一人ひとりに合わせた学習支援や進路指導をする」 「ひとりではなく、一緒に食事をする」 「親の帰宅時間に合わせた居場所を提供する」 という3つの柱を立て、活動しています。 現在、同じ北区にある私立順天高校や東京大学のオンライン教室「かしの木」、地域の教師や弁護士や学生など多様な方々にご協力をいただき、約40人の子どもたちに対して、寺子屋の先生も約40人となっています。このようにたくさんの方々のご協力をいただくことが出来るのは、子どもたちが大人に元気を与えてくれるからではないかと思います。実際、活動を通して私たちが元気をもらうことが多く、おそらくこの活動によって得られる受益についても7:3か8:2で私たちの方が多いと感じるほどです。 私たちの「夢」は、寺子屋に通っていた子どもたちが将来大学生になったら「自分たちは寺子屋で育ったのだからその時の地元の子どもたちの面倒を見る」という子が何人かでも出ることです。「地元の寺子屋育ちの大学生が地元の子どもの世話をする」これこそが絆を強くすることであると思います。 このような想いに共感して頂き、新たな地域に寺子屋子ども食堂を設立したいという企業様がいらっしゃいましたらお声がけください。
- 組織名
- 特定非営利活動法人 寺子屋子ども食堂・王子
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2018年9月6日
- 代表者
- 島村 勝巳
- 運営人数
- -
- ウェブサイト
- https://terakoya-oji.or.jp/
- 郵便番号
- 114-0002
- 主な収入源