こころのリカバリーは、2011年から精神障害・発達障害の人たちの自立生活を支援してきました。現在わたしたちは、働いている、または就労を目指している発達障害の人たち、そして就労支援の人たちのサポートに力を入れています 発達障害の人のなかには、生まれつき一般の人より秀でた能力を備えている人がいます。秀でた能力として、並外れた記憶力、集中力、数学・計算能力、などがあります。これらの並外れた能力を、ITや製造分野などで活用して、収益を上げている企業が増え始めています。 障害者雇用は、精神・発達障害の雇用が増える一方で、短期間の離職が減りません。離職理由の上位には、職場の人間関係と仕事内容、があがっています。わたしたちは、企業、就労支援者の皆様に向けて、障害理解などの研修・講演を行っています。 また、秀でた能力が評価されず、仕事内容に悩んだ末に離職する発達障害の人があとを絶ちません。わたしたちは、発達障害の人たちと就労支援者の皆様に相談支援を行っています。 一人でも多くの発達障害の人が、自ら備わった能力で自分の価値を示し、雇用する企業とともに成長できるように。 【主な活動】 ● 2018年から、企業・就労支援者を対象に、「発達障害の秀でた能力に視点をあてた就労支援」の研修を実施。 ● 2020年3月、秀でた能力を備えた発達障害当事者への取材記事をYahoo!ニュースに配信。 ● 2020年10月から2021年3月、緊急支援事業として「自閉症・発達障害のための新型コロナ困りごと相談」サイトを開設。民間の助成を受け、電話・オンラインでの無料相談を実施。6か月間で全国の就労支援者から127件の相談が寄せられ、精神保健福祉士・公認心理師の専門スタッフが対応。多かった相談内容は「相談Q&A」で一般公開中。 ● 2012年~2022年、精神・発達障害者のグループホーム「クラブハウスIPS」を運営。運営方針に、障害のある人の強みに視点をあて、対等な関わりを目指すIPS(Intentional Peer Support)の考え方を取り入れる。 ● 2012年~2021年、当事者の就労にかかわる困りごとを含む生活相談は10,000件におよぶ。 ● 2022年5月、障害者と支援者を対象にした相談支援事業所「アルクポルク」を東京都で開設。
- 組織名
- 特定非営利活動法人クラブハウスこころのリカバリー
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2011年9月1日
- 代表者
- 坂本晋子
- 運営人数
- 6〜20名
- 郵便番号
- 177-0032
- 主な収入源
- 事業収益,寄付金,民間助成金