文化財保存支援機構(JCP)は、平成13年3月に、文化財の保存修復専門家が中心となって設立したNPO法人です。 我が国では、国宝や重要文化財などの指定品が国(文化庁)や地方自治体によって手厚く保護されている一方、名もない文化財たち(地方のお寺に安置された仏像、個人所蔵の文書類、古民家に眠る民具など)は、手当てされることもなく、いつの間にか喪われていきます。そうした現状に心を傷めた修復技術者が、「営利によらない方法でこれらの文化財を救えないか」と考え、始めたのが当機構の活動です。 この目的を達成するため、文化財保存修復活動(護る)、一般社会の共感と理解を高めるための広報活動(繋ぐ)、講演会や研修会による人材の養成(育む)、そして支援者を増やすファンドレイジングと、多岐にわたる活動を展開しています。わたしたちは文化財の保存・修復を通して、その先にある幸福な社会の構築に寄与したいと願っています。
- 組織名
- NPO法人 文化財保存支援機構
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2001年2月16日
- 代表者
- 三輪 嘉六
- 運営人数
- 6〜20名
- ウェブサイト
- https://www.jcpnpo.org/
- 郵便番号
- 110-0008
- 主な収入源
- 会費、寄付、事業収入