2人に1人ががんになると言われる時代、もはや、がんは国民全員の問題であると言っても過言ではありません。がんの中でもスキルス性胃がんは、消化器疾患の中でも最も治療の難しい、予後不良の難治性がんです。標準治療もなく、病気に関する正しい情報が乏得難い状況になります。その特性ゆえに、早期発見が難しく、患者の多くはステージⅢ・Ⅳ という進行した状態で告知を受け、人生が 180 度変わる絶望と孤独を味わっています。この状況を改善に向けたく、2015年に患者本人であった轟哲也が希望の会をスキルス胃がん患者家族会として設立しました。現在は、進行、再発胃がんを含め、全ての胃がんを対象として活動しています。  私たちは、がん患者が孤独を感じることなく、がんに関する情報や治療法をしっかり吟味できる様な社会を目指して、医療関係者と共に多岐に渡る活動を行っています。コロナ禍以前の2019年度には、「後悔しない選択のために~胃がんのことを知ろう~」とのテーマを掲げ、『胃がんキャラバン 2019』を、日本胃癌学会と共に、全国各地で開催しました。2020年度には、コロナ禍の中、日本胃癌学会共催による『動画で学ぶ胃がんのすべて』という動画を作成し、がん治療における新型コロナウイルスの影響に参考になる情報の発信を行いました。また、がん患者本人だけで無く、その家族、がんによって家族を亡くした遺族の方の為に、2017年より、毎年、『大切な人を想う会』を聖路加国際病院のご協力のもとに開催してまいりました。2020年からは、オンライン開催とし、がん研有明病院精神腫瘍科のご協力を得て、グリーフケアを主旨としたセミナーを配信しています。これらの活動の他にも、政策提言として、受動喫煙防止、AYAがん患者の妊孕性温存への補助、ゲノム解析からの偏見から患者を擁護するための法律制定を求めて、継続的にアドボカシー活動をしております。  がんに限らず病気を患った方、またその家族は誰しも不安を抱え孤独を感じてしまいます。そうした方々の為に、私たちは不安や孤独を感じさせない社会づくり、正しい情報が得られ安心して治療法などの選択ができる社会づくりを目指してこれからも医療関係者と共に活動を続けてまいります。私たちの活動にご賛同いただける企業様、認定NPO法人希望の会とのタイアップよろしくお願い致します。

組織名
認定NPO法人 希望の会
組織形態
認定特定非営利活動法人
設立
2015年3月13日
代表者
轟 浩美
運営人数
-
ウェブサイト
https://npokibounokai.org/
郵便番号
150-0012
住所
東京都渋谷区広尾五丁目16番2号
主な収入源
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