NPO法人schootは、不登校の子どもたちと家族の支援を行っています。 現在、小中学生が学校に行けなくなった場合、子どもたちを支援する社会的資源は地域に非常に少ない状況です。高校生であれば学校を辞めたとしても、高卒認定試験や通信制高校へ通うなど進学を見越しての選択肢もあり、また自分の仕事の適性を探し、同時に新しい関係をつくりながらアルバイトをするという選択も可能です。しかし、小中学生は学校に行けなくなった瞬間に選べる選択肢が極端に減ってしまいます。多くの場合、家にいるしかないという状況です。もちろん都市部ではフリースクールなど社会の中に受け皿となる場所は少なからず存在しますが、地方には学校に行けない子どもたちが安心して過ごせる居場所がないと感じました。このような課題を解決し、子どもたちに居場所と学習機会を与えるために、私たちはこの活動を始めました。 具体的な事業として、不登校の子どもたちの居場所としてフリースクールを運営しております。ありがたいことに、当フリースクールは、学校外の施設では初めて大村市から出席扱いの認証をいただきました。 また、不登校問題では、学校に行けないその子自身だけではなく、その家族も深く悩んでいる場合がほとんどです。わが子の不登校に関してオープンに話ができる社会的雰囲気はないため、誰にも相談できずに、(多くの場合母親が)一人孤独に悩んでいます。私たちはそのような保護者への情報提供であったり、自分の感情を共有してもらう親の会も開催しております。 その他に、当NPOに直接関係がない人に対して一体自分たちには何ができるだろうか?という問題意識の元、不登校に関する啓発リーフレットの作成・配布、ポッドキャストでの不登校関連情報の発信を行っています。 学校に行かないという選択を子どもがした時、それを社会全体で様々な大人が関わることによって支えあい、安心して過ごすことができる状況を作りたいと考えています。 企業様から3万円をいただいたら、当フリースクールの授業料免除に使わせていただきたいと思います。授業料が払えないためにフリースクールへ通うことを諦めざるをえない貧困家庭も存在しており、多くの義務教育期間中の子どもを支えたいと思っております。どうか企業様からのタイアップをよろしくお願いいたします。
- 組織名
- NPO法人schoot(スクート)
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2019年3月28日
- 代表者
- 内海 博文
- 運営人数
- -
- 郵便番号
- 856-0807
- 主な収入源