NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトは「持続可能な暮らしと社会」(=エコビレッジ)」を創造するための技術や考え方を学び広める団体です。「馴染んだ便利さを捨てるのは難しい」「グローバルな仕組みの中で自分ひとりの力は小さ過ぎるのでは」そんな迷いを抱えながらスタートするには、一緒に取り組む仲間、練習できる場所、様々なセクターが一緒になって行う実験、そして見本となるわかりやすいモデルが必要です。 私たちは「行動したい」と目覚めた人びとがアイデアや情報を共有しながら実践に結び付けていくことを目指しています。地域の資源を再発見したり、課題を解決しながら主体的に「気づく力」「考える力」「協働する力」を養う場、地域の生産現場が都市住民の学びになったり、都市住民の気づきが地域住民の喜びになったりすることで、互いに学び合い、支え合う関係を創ろうとしており、最近では町内の公的機関や事業者も巻き込みながら地域ぐるみの活動に成長してきました。 学びのプログラムは、子ども向けの農村体験から修学旅行、大学や企業との人材研修まで多岐にわたっています。化学的なものを使わずに野菜を育てたりワインをつくったり、太陽光パネルやコンポストトイレなど環境に負荷の少ない住まいについて学んだり、海や森とのつながりを考えながらサステナブルな観光を進めたりしてします。また、経済的にも人間的にも持続可能であるためには、お金や組織も欠かせないテーマです。ここでは、チームビルディングや多文化コミュニケーション、ソーシャルビジネスや循環型経済の仕組みなども実践的に学びます。
- 組織名
- NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2009年1月31日
- 代表者
- 坂本純科
- 運営人数
- 5名以下
- 郵便番号
- 046-0002
- 住所
- 北海道余市町登町1863
- 主な収入源
- 会費、補助金・助成金、研修事業