NPO法人UD くまもと

UDくまもとは、誰もが行きたいところに行くことができ、誰もが同じ対価で同じサービスを受けることができるノーマライゼーション社会を目指して活動しているNPO法人です。 30年ほど前の日本では、障害を持つ方がトイレの場所がわからないと外出がままならなくなるという課題がありました。それは、人生の楽しみが少なくなってしまうとトイレマップ作りを開始したことが団体のきっかけとなっています。 法律の変化により、様々な公共の場にトイレが設置されるようになってからは、「外出した際にどこでどのように楽しむか」が重視されるようになったため、観光施設への取材を行い、観光地の案内を通して、情報を事前に知ってもらう活動を行うようになりました。 現在では、NPO法人ユニバーサルツーリズム推進ネットワークという全国の団体からなる活動で、ヘルパーさんたちを各都道府県でバトンタッチすることで旅行者の方の負担を軽減する活動も行なっています。他県の方がヘルパーさんを連れて熊本に旅行にきた際にかかる費用は本人の費用に加え、ヘルパーさんの旅費交通費とヘルパー代などがかかり、とても大きな負担となってしまいます。そこで、地元に旅行に来てくれた方は地元のヘルパーさんが助けることで、費用を軽減し、旅行をもっと気軽なものにできるようにと全国にネットワークを作っています。 また、観光の問い合わせも受け付けており、熊本城は車椅子で入れるのかなどの質問に対し、状況に合わせて、旅行をコーディネートする活動も行なっています。 企業様とのタイアップが実現した際は、「海のバリアフリー化」を推進していきたいと考えています。具体的には、砂浜を車椅子でも移動できるスロープを導入いたします。砂浜の手前ではなく、海の目の前まで行くことのできるグッズです。 全国的に見ると、目新しいものではございませんが、九州地方は若干出遅れ気味となっています。導入した際は、行政やメディアの方々とワークショップを開催できるかと思いますので、その際に企業様のご紹介もさせていただければと思います。 NPO法人UDくまもととのタイアップをよろしくお願いいたします。