高齢社会の住まいをつくる会(高住会)は、全国で活躍するバリアフリー設計の実務者の呼びかけにより2001年に発足しました。以来、住まいづくりに携わる会員が交流を重ねて、セミナーの開催や住宅相談などの活動を続けています。 私たちが目指すことは大きく3つあります。 ①一般の人々に住まいの重要性を伝えること ②超高齢社会の住まいのあり方とその設計方法を探り実践していくこと ③地域包括ケアシステムの基盤となる住まいに対する施策を国や地方自治体に働き掛けること 設立10周年では、からだとこころを支える「住まいの力」があることを説いて、住まい手に向けて『新・バリアフリー15ヶ条』を策定しました。設立20周年では、作り手に向けて『住まい手との対話の心得10ヶ条と設計提案の5つのポイント』を発表しました。2022年、これらの普及と理解を促すため、コラムやツール、動画などを取り入れた『人生100年時代「新・バリアフリー」住まいづくり.net』を立ち上げました。 これまでバリアフリーというと、高齢者や障害のある人のためのものとか、手すりやスロープがある家のこと、といった限られた捉え方がされてきました。私たちは、バリアフリーという言葉をもっと広い意味で捉え、誰もが、どんな時でも快適に暮らせる住まいのキーワードと考えています。例えば車いすを利用しても友人や家族が気軽に訪問し合えることや、家の中に個人がくつろげる居場所があること、将来的な暮らし方の変化に合わせて柔軟に可変できることなども重要です。 私たちはバリアフリー設計の実務者の実績と経験を活かし、超高齢社会の住まいを少しでも良質なものへ導くことにより、バリアフリーが点(住まい)から線(地域)へ、そして面(社会)へと広がりをもたせることを期待して、様々な業種との連携、新たな協働を模索しています。 ご賛同いただける企業様、ぜひタイアップをご検討くださいますよう、よろしくお願いします。
- 組織名
- NPO法人 高齢社会の住まいをつくる会
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2001年4月20日
- 代表者
- 田畑 邦雄
- 運営人数
- 21〜50名
- 郵便番号
- 175-0094
- 住所
- 東京都板橋区成増五丁目
- 主な収入源
- 会費