日本マナー・プロトコール協会は、正しいマナー&プロトコール(国際儀礼)の普及・啓発をミッションとして活動しているNPO法人です。 ■活動のきっかけ 設立メンバーである協会役員が国際交流事業に参加した際、外国の青年から「味噌汁を飲む時、椀から取ったふたはどのように置くのが正しいのか?」と聞かれました。「私の家ではこのように置いていますよ」と答えたところ、他の外国青年も含め全員が伝えた通りに実践してくれました。その経験から、特に若い世代や外国人に「間違ったマナーを伝えてはいけない」と感じ、マナーの本質を伝える活動を始めることにつながりました。 ■活動内容 私たちは、活動の柱として「マナー・プロトコール検定」という検定試験を行なっています。当検定は、プロトコールを扱う資格としては日本で唯一といえるでしょう。一つひとつのしきたりや所作についてYES/NOを覚えるのではなく、それらが形成された歴史や背景から理解してもらうことに留意しています。現代に伝わるマナーは、合理的であるからこそ古来続いているわけで、その理由・本質から勉強し、理解することで様々な場面で実践できるものになるでしょう。 また、若い世代の方には、マナーはとっつきにくいもの、堅苦しいものとして敬遠するのではなく、関心を持って学んでほしいと考えています。そこで、私たちは「楽しいお箸講座」という出前授業を小学校へ提供しています。これは、講師が学校に伺い、ボランティアでお箸の使い方などを伝えるプログラムです。和食のいただき方は家庭以外で学ぶ機会が少ないことからご好評いただき、毎年実施する学校も増えてきました。 私たちは、多くの方が「マナー・プロトコール検定」の学習を通じてマナーの知識を身につけ、社会生活の中で実践することで、思いやりあふれる社会の実現に寄与することを目指して活動しています。企業の皆様、NPO法人日本マナー・プロコトール協会とのタイアップをよろしくお願いいたします。
- 組織名
- NPO法人日本マナー・プロトコール協会
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2003年3月3日
- 代表者
- 明石 伸子
- 運営人数
- -
- ウェブサイト
- https://www.e-manner.info/
- 郵便番号
- 102-0093
- 主な収入源