NPO法人レイパスは、すべての⼦どもたちが、⼈格を磨き、豊かな⼈⽣を送るための教育を受けられる社会を実現することを使命としています。 現在は大阪府松原市・柏原市を中心に、①フリースクール運営 ②訪問支援 ③親の会主催をしており、学校に行っていない子ども・子どもの家庭の支援を行っています。 〇 不登校・苦登校 現在、日本には19万人をこえる不登校の子どもがいるとされています(参考:小学1年~中学3年の人口が約900万人)。大阪府だけでも1万人を超える子どもたちが学校にいけていません。もはや、不登校は誰の身にも起こりうることで、特殊な事象ではありません。 さらに近年問題となっているのが、“苦登校”です。学校にいくのは苦しい・嫌だ、でも学校を休みづらく登校している…そんな子どもたちの様子を表す言葉です。日本財団の調査によると、苦登校の数は不登校の3倍にのぼります。つまり、約50万人の子どもが苦登校の状況にあるということです。 〇 学校制度の課題 日本の学校教育は、能力の高い・勤勉な労働者を育ててきました。 そして、その人たちが日本の経済・社会を支えています。日本ではあまり強調されませんが、世界では、日本の教育は成功例として注目されています。 一方で、学校教育はその制度(コストパフォーマンス重視の先生1人対子ども40名体制)ゆえに課題もあります。 その課題の顕れが、不登校・苦登校です。 〇 なぜフリースクールが必要か 学校の先生は本当に子どもたちのために一生懸命活動されています。しかし、一人ひとりの子どもたちと向き合うには、学校という組織は大きすぎるのです。学校の課題を一身に背負った子どもたちには、別の居場所が必要です。それが、学校教育と両立しうる社会教育の役割です。 「怠けているだけだ」「それくらいみんな我慢している」など、不登校・苦登校の子どもたちに対して、批判的な声もあります。しかし、私たちは不登校・苦登校をそのようには捉えません。永い人類の歴史から見れば、極めて特殊な場である“学校教育”に合わなかっただけだと考えます。 学校教育が合わないのであれば、一人ひとりと向き合う社会教育があればいい。 レイパスはこのような考えから、フリースクールをはじめとした支援を行っています。
- 組織名
- NPO法人レイパス
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2020年10月27日
- 代表者
- 郷原徹志
- 運営人数
- 6〜20名
- 郵便番号
- 580-0024
- 主な収入源
- フリースクール事業収入、個人寄付