未来を生きる大切な礎となる子ども時代「チョトベラ」を色彩豊かなものに
チッタゴン丘陵地帯の村の母子
バンドルボンでの青空クラス
寄宿舎小学校キニティウスクール
本で世界と出会う
未来を描きたい!
ダンスクラス
2022年12月現在、建設中の食堂・台所デザイン(2023年3月完成予定)

 バングラデシュの国境沿い(インドとミャンマーに隣接)の少数民族地域・チッタゴン丘陵地帯には、「パハリ」(山の民)と呼ばれるモンゴロイド系の11民族が、国の大多数を占めるベンガル人とは異なる文化、言語、宗教、人種、生活様式で暮らしています。    歴史上、政府はここで入植政策や軍事占領を推し進め、1972年には先住民族との紛争が勃発。25年後に和平協定が結ばれましたが、問題の多くが未解決のまま、諍いや人権侵害、土地をめぐる対立が続き、格差・貧困等の状態を引き起こしています。  この地域の子供たちが、自身の境遇を諦めたり、多様な世界や夢と出会えないまま大人になってしまわぬように、未来を生きる大切な礎となるであろう「子供時代=チョトベラ」を支えたいと思っています。  具体的な活動としましては、チッタゴン丘陵地帯でも、学校や医療施設、水道や電気などのインフラが最も未整備であるバンドルボン県の奥地で、少数民族の子供たちが初等教育を受けられ、より良い環境で寄宿生活を送れるように、寄宿舎小学校キニティウスクールの運営・キャンパス構築を行なっています。さらに、中等教育への進学支援や、寮生活を送る学生のための支援も行なっています。私たちの活動は、2017年に緊急災害支援、2018年に移動映画館事業と始まっていき、現在はハンディクラフトとコーヒー豆のフェアトレードなども行なっています。2023年には、アクターズクラスプロジェクトを始動します!  この地域の子供たちへ、一般教育だけでなく、安心できる生活・学習環境を提供していきたいと思います。多様な実践授業や環境教育を行うことや、表現(芸術、映像、音楽など)の方法を伝え、ここで生まれたからこその境遇を活かして、アイデンティティを誇りに、世界中の色々なフィールドで闘い、また、助け合える存在を育てていくことを目指します。

組織名
NPO法人チョトベラ
組織形態
特定非営利活動法人
設立
2021年10月25日
代表者
原田夏美
運営人数
6〜20名
ウェブサイト
https://ja.chotobela.org
郵便番号
030-0844
住所
青森県青森市桂木3-4-8フラッツ桂木202
主な収入源
マンスリーサポートや単発の寄付者、助成金など
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