仙台市立仙台青陵中等教育学校は2009年4月に仙台市内初の公立中高一貫校として設立された新しい学校であるが、敷地内にあった総面積16,800坪もの里山を‘青陵の森‘と名付け学校林として引き継義ました。 しかし、学校費や職員の人力だけでは適切な維持ができず、松枯れの危険もあり、創立以来10年間誰も入ることがありませんでした。 学校林は環境教育や郷土教育などの教育的意義があり、有効に活用すべき資源であると考えるが、この青陵の森はもともと「里山」の状態であったことから、日頃から適切な森林管理・保全が必要である。この活用されていない美しい森を蘇らせる為に立ち上がったのがボランティア団体の「珀杜」です。 具体的な活動内容としては、 まず、生徒や地域住民が安全に森へ入ることができるよう、森の整備や修繕から始めました。主に広場の松枯れの伐採、散策道の倒木の処理と下草狩りを行い安全面の確保を行いました。広場にある朽ちたピクニックテーブルの新調や散策道の枕木の修繕など、環境保全にも努めました。同時に、地域の市民センターや地域で活動する団体との交流を深め、青陵の森の活用意義を周知してもらえるよう啓発活動も行ってきました。住宅街にある貴重な財産(里山)を知ってもらう為に、自然観察会も定期的に行っています。 生徒がこの自然あふれる森を学校生活の中で身近に感じてほしいです。授業の中で観察や描画、レクリエーション、生徒の憩いの場として学校林の活用を推奨します。生徒の利用で活性化することで、さらに地域のシンボルとして近隣住民に愛される森となり、広く市民に認識され、学校と地域が交流できる場となってほしいと願っています。

組織名
NPO珀杜
組織形態
特定非営利活動法人
設立
2020年12月15日
代表者
鈴木 充子
運営人数
-
ウェブサイト
https://hakutoseiryo.wixsite.com/index
郵便番号
981-3213
住所
宮城県泉区南中山6丁目7番地の1
主な収入源
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