鴨川市江見地区は昔、花の町として知られていました。特にJR江見駅裏にある花笠山は南に面し日当たりがよく、その名の通り花の段々畑が続くきれいな山で、時季になると東京から臨時の「花列車」が運行し、花摘みの客で人が溢れるほど賑わいを見せていました。しかしながら、高齢化の波は江見地区においても顕著で、若者は都会へ就職し、あるいは家を継いでも農業は継がず、現在、花笠山で花を育てている者はなく、山は草木に覆われています。一方、江見地区は海と山が近く、3カ所指定されている津波緊急避難場所は海に近い建物であり、以前から津波緊急避難の海抜の高い広い場所を求める住民の声は高かったです。そこで、江見花笠山を復活させ、山道や山頂を整備し、将来にわたり持続可能な住民の安全を守り、花で囲まれた美しく憩いのある場を創造したく、本NPO法人を設立しました 活動の内容としては、春の収穫体験として蕗や花を摘んだり、観光農山である「鴨川江見花笠山」をグランドオープンして毎土日祝でフリーマーケットマルシェを開催したりしています。 また、花笠山の整備活動も行なっており、「花のまち江見」の象徴の丘として、地域の人たちの拠り所として復活させたいと思います。 江見花笠山を復活させ、地域の安全と地域創生のプラットホーム化とすべく、今後も活動して参ります。ご協力いただける企業様、NPO法人江見花笠山復活プロジェクトとのタイアップをよろしくお願いいたします。
- 組織名
- NPO法人江見花笠山復活プロジェクト
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2020年12月25日
- 代表者
- 山口雅之
- 運営人数
- 21〜50名
- 郵便番号
- 299-2843
- 主な収入源
- 花笠山の維持・管理料(入山料)