戦後ベビーブーム生まれの方が、2025年には何らかの支援が必要な75才以上となりますが、現行の介護保険制度は少子高齢化や働き手不足等により財源である税金確保が難しく、必要な方に支援が届かないという2025年問題も浮上しています。私たちは、地域包括ケアシステムの考え方のもと、市民主体で、早期且つ継続的な取り組みを行う事を介護予防に繋げたいと思い、この団体を設立しました。  具体的な活動として、介護予防プログラムでは、身体機能低下防止のための体操、ご飯の咀嚼や嚥下のための口腔体操や合唱、脳機能に働きかける脳トレなどの他、外部講師を招いての朗読講座も実施しており、発声練習に加え作品を深く読み込んで市民向けに発表会等も行っています。また、現在はコロナ禍で実施を控えていますが、イベントとして、地域の中に音楽や買い物、お喋りなどが楽しめる時間を作る「秋の気ままカフェ&手作り作家の雑貨市」や、高齢者の「できる」を生かしながら学生ボランティアも参加する「夏休みこどもサロン」を親子さんを対象に開催しています。その他、市内福祉施設に合唱交流として年に2~3回ほど会員さんがボランティアに出向いています。最近は、コロナ禍でお家時間が増えた高齢者に、自宅で、新聞紙でゴミ袋を作ってもらい誰かにプレゼントする取り組み「わこう銀色プロジェクト」を、図書館やSDGsの取り組みを行う団体との共催で実施しています。  「地域でなが~く元気に暮らそう!」これは、活動の理念として私たちが日々使っている合言葉です。明るく前向きに、地域や社会と関わりながら自分の出来る事に取り組み、なるべく介護状態にならずに健康寿命を伸ばす。そんな高齢者のための介護予防サポートを、これからも質や水準を下げずに続けたいと思っています。活動へのご理解を頂き、是非ご支援を賜りますよう心からお願いいたします。

組織名
NPO法人みんなで元気
組織形態
特定非営利活動法人
設立
2013年2月28日
代表者
山川 由美子
運営人数
-
ウェブサイト
郵便番号
351-0113
住所
埼玉県和光市中央2丁目6番24号
主な収入源
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