特定非営利活動法人 日本地域部活動文化部推進本部

NPO法人日本地域部活動文化部推進本部（Pocca）は、地域に新たな文化系・地域部活動を創設し、2040年の未来を見据え、Pocca（ポッカ）が推進する地域部活動の在り方を全国展開するために設立しました。 　いま日本は、部活動の担い手を学校単位から地域の団体や人材といった地域単位に移行しようとしています。Poccaは、既存の学校部活動をそのままに地域移行するのではなく、現代の子どもたちのニーズに沿った新しい受け皿を創出します。様々な団体による選択肢の中の一つでありたいと考えています。 　私たちは静岡県掛川市にて「掛川未来創造部Palette（パレット）」という地域部活動の拠点をPocca本部とオンライン接続しながら運営し、地域と共に発展する持続可能な部活動のモデル構築に取り組んでいます。 　Paletteは2018年に創部した日本初の文化系・地域部活動です。現在、市内７つの中学校から3学年で約50人が参加し、年間90回ほど活動をしています。現在は、演劇・ダンス・アート等の表現をはじめ、IT・プログラミングや台本制作、舞台芸術など制作の裏方も経験できるなど自由で横断的に活動しています。アートプロジェクト的な活動とすることで、決まった型にとらわれない柔軟な考え方・気づきを得ることができ、イノベーションの芽を育んでいきます。 　社会に出る前の準備学習の場である学校教育を、私たちPoccaは地域から補完する立場であると捉えています。中学校学習指導要領に基づいて、生徒の自主性・自発性を最大限に尊重し、文化・芸術・科学等に親しみながら、責任感・連帯感の涵養に資する活動を提供します。その中でも、未来の社会変革を見据えた新たな教育課程との関連が図られる活動を大事にしています。 　 　また、地域部活動に特化した評価プログラムの開発・研究も行います。企業の皆さまに目に見える形で成長の様子や活動成果をお伝えできればと考えています。 　子どもたちファーストの精神を持ち、文化・芸術・科学に親しみ、楽しみながら学ぶ、新しい概念による文化部活動を創造します。そのことが地域の活性化につながります。ご賛同いただける企業の皆さま、Poccaと共に未来を担う子どもたちのために新たな受け皿となって活動しませんか。