【設立のきっかけ】 理事長の山本康世自身もシングルマザーで仕事を持ちながら子育てをしました。幸い、頼れる友人や親もいたので、仕事に専念しながら子どもを守ることができました。 しかし、仕事である心理カウンセラー業務で相談を受けている方のなかには、「なぜニュースにならないのか?」と驚くようなことを強いられている女性や、「犯罪では?」と思うほどのことをされて心が崩壊しそうなお母さんやそのお子さんに出会うことがありました。 行政に相談したり、シェルターなどもあたってみたりしましたが、順番待ちや実家や親せきがあるなら条件に当てはまらないなどの理由で、行き場をなくして子どもと無理心中まで考えていらっしゃった方にも現実に出会いました。 このような母子の苦しみを見て聞いている一人の女性として、親として、とてもその方々を放ってはおけないと感じ一人親の貧困の現状も知り、カウンセラーの域を超えた活動が必要だと考え、自宅を開放し一時保護活動を東日本大震災の年2011年に一人で始めたのがきっかけです。 この活動を機に心理カウンセリングを学ぶ生徒さんが手伝うようになり現在の理事として2017年11月に設立に至りました。 【主な活動内容】 虐待・DVの被害に苦しむ親子と女性のための安全・安心と思えるまで滞在できる長期滞在可能保護シェルターOliveRoom運営。 オリーブの家は保護する方の社会的自立を目指しています!保護シェルターは岡山県津山市と倉敷市他にもございます。 ・保護シェルター内でのカウンセリング・各心理療法によるサポート ・弁護士や他団体と連携した自立支援 弁護士と連携した離婚調停や他団体と連携しての居住の保証人を必要とする方の支援を行っております。 また、DV・虐待予防と対処法の啓発セミナー、相談員のスキルアップ勉強会等を行っています。お電話での相談は毎日対応。 【想い】 人が人に寄り添い困ったときはお互いさま。誰一人虐げられることのない世界。取り残されることのない社会。特に、子どもたちが普通の暮らしを普通にできる社会を目指しています。
- 組織名
- 特定非営利活動法人オリーブの家
- 組織形態
- 認定特定非営利活動法人
- 設立
- 2017年12月11日
- 代表者
- 山本 康世
- 運営人数
- 6〜20名
- 郵便番号
- 708-0871
- 主な収入源
- 寄付、会費、民間助成金