1.科学映像館の活動と実績 私たち「NPO法人科学映像館」は、消滅の危機に瀕している国内外の優れたフィルム映像作品をデジタル化してウエブ上で無料配信共有化、活用するとともに、後世に伝承していくことを主な目的として2007年6月に活動を開始しました。公開作品は1200作品を超え、国内外の大手メディアからの取材や、またこれらのメディアでの映像作品使用への対応などを行ってきた実績もあります。ウェブサイトの他にもYouTube「NPO法人科学映像館」を通じて映像配信を行っていますが、こちらも延べ再生回数4600万回を超え登録者数は15.6万人規模となり、YouTubeより「銀の盾」を受領しました。 2.活動の壁と撤去冠のリサイクル 私たちはこのように社会的に大きな意義のある活動を行い、様々な実績を重ねてきました。一方でこれらの作品配信には費用が発生するのも事実です。フィルム作品の復元、ウェブ上での配信までに1本あたり作品によって10万円以上になることも。これまで各団体からの助成や多くの方からの寄付金をはじめ、歯科治療で役目を終えた撤去冠を集め再生し活動に役立てる「TFMAプロジェクト」基金などで活動していますが、決して十分な状況とは言えません。 3.企業とのタイアップ活動 これらの映像作品は企業や団体が企画・制作したものが多く、映像作品には企画者、制作者などの情報が字幕などで記録されています。優れた映像作品をデジタル化復元し、ウエブ上で永く無償配信することで、企業関係者の方のみならず、子供たちや学生、研究者など様々な方面に有形無形のメリットがもたらされます。 4.お願い 今後もアナログ時代の貴重な作品をデジタル化し、配信して作品の共有化と活性化を図るとともに未来遺産化を考えています。私たちのこの活動に企業様のご支援をいただき、相互に発展的なパートナーシップを構築できればと願っております。「NPO法人科学映像館を支える会」とのタイアップを宜しくお願い申し上げます。
- 組織名
- NPO法人科学映像館を支える会
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2007年6月25日
- 代表者
- 久米川正好
- 運営人数
- 6〜20名
- ウェブサイト
- https://www.kagakueizo.org
- 郵便番号
- 350-1103
- 主な収入源
- 個人、法人、撤去冠などの寄付