特定非営利活動法人　福祉農業推進機構

　当法人は主に造園を専業としている会員と心理支援を専門としている会員によって構成されており、緑の知識を利用してメンタルヘルスの問題に貢献できないかという考えが活動の根底にながれています。 神奈川県鎌倉市では、農業の担い手不足や高齢化により耕作放棄される農地が増加しています。 放置され、荒れてしまった農地を造園を専業とした会員が造成・整備しながら、作物の耕作を通して対人支援・就労支援の場として利用しています。 農業は人を育てます。 土に触れ、日の光を浴び、風を感じることで人間の本来持つ力は賦活されます。 私たちは共に土を耕し、互いに繋がり、人が本来持つ力を取り戻すお手伝いをしたいと考えています。 「農」の持つ力で社会への復帰を目指す人の就労を支援し、障害を持つ方や高齢者が力を発揮できる場を作ってゆきます。 活動内容 ・障害を持っている方、精神疾患を抱えている方、高齢者と共に耕作放棄された荒れた土地を整備し、農地利用しています。 ・冬期は畑の仕事が少なくなるため、造園会社で発生した材木を利用し、薪ストーブ用の薪、シイタケ原木、ウッドチップを生産しています。 ボランティア会員の方々に支えられながら、みんなで農業を楽しみながら耕作放棄地を解消しています。 色々やりたい気持ちがあるのに、社会で受け入れられず活躍できないでいる人がいます。 農地として利用できるのに利用してもらえない土地があります。 そのような人や土地が活躍できる場が増え、より良い社会になっていくことを願っています。 共感していただける企業の皆様、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。