NPO法人にのラボ

「日本の科学教育は遅れている。」と、諸外国と比較して言われることがあります。 　これはどういうことでしょう。 　日本には、高度な科学技術や職人技術が確かに存在するにも関わらず、それを上手く世界にアピールすることができず、結果的に日本のすばらしさが世界的に浸透しづらい状況にあります。 　また、これが日本の子どもたちにもあてはまります。日本の子どもたちは、科学的な能力やリテラシーが、世界的に見ても高い水準にあります。しかし、理科に対して「自信がない」あるいは「好きではない」と答える子どもたちが多いのです。 　日本には世界に誇るべき技術があります。それをもっともっと世界にアピールしたいという思いから、にのラボは出発しました。 　日本は、科学に対しての研究予算の割り当てが少なく、日本の科学者は海外に流れていってしまっています。このことは、日本の財産である科学技術も流出してしまうことを意味します。 　日本国内で科学者を育成することは、日本の科学技術を守ることに繋がります。そのために、まずは子どもたちに科学の楽しさを知ってもらい、日本の科学技術を支える人材育成に結び付けるために活動をしています。 　私たちは、地域の子どもたちを対象に、理科の実験教室に関する事業、理科に関するコンテンツの製作・発信、不登校の児童生徒の学習サポート事業などを行っています。 　特に、理科の実験教室「赤羽理科実験教室」では、学校ではできないような実験を行っています。例えば、今行っているのは「3Dプリンターの設計」です。学校にはないような実験器具、3DCAD、3Dプリンター等の設備をそろえ、子どもたちの「やりたい！」を全力で叶えています。夏には自由研究対策講座も行い、これまでに述べ500人以上の子どもたちに、科学の楽しさを伝えてきました。 　ただ単に科学的事実を覚えるだけでなく、仮説を立て・実験をして・考察をして・結果を得るというプロセスは、理科教育において年々重視されています。私たちは、理科の教材開発を10年以上行っています。その経験をもとに、化学、生物、物理、地学全ての分野において、実験やカリキュラムに関するご提案はいくらでもできます！ぜひ、タイアップお待ちしております。