ケニアの未来は、ケニアで弱い立場にある子どもたちが非行に走り、犯罪に手を染めたり、妊娠・出産を早期に経験することで、さらに困難の多い人生に陥るという悪循環を断ち切るために、地域社会の人たちが子どもを守り、育てることのできる土台を共に整備しているNPO法人です。 ケニアでは、年間約1000人もの子どもたちが日本の少年院と同じような更生学校に入るという現実があります。しかし、その学校で更生・社会復帰のための十分な支援が行われているとはとても言い難く、多くの子どもたちが更生学校出所後も再犯をしてしまうことが多いというのが実態です。 子どもたちは、見えない虐待や育児放棄が原因で家出をし、家庭を失った子どもたちはストリートチルドレンになったり、児童労働を強いられたり、早期妊娠してしまったりと過酷な状況に陥ります。過酷な生活となった子どもたちは軽犯罪を行う可能性が高くなり、そのような子どもたちはギャング組織やテロ組織のスカウトを受け、より過激な犯罪に手を染めていくことになります。 私たちは、そのような事態を招くことがないように、子どもを支える地域社会の仕組みを整える活動を行なっています。まず、地域ボランティアとして、非行少年に寄り添い、立ち直りを支えるメンターとなる、日本由来の「保護司制度」を導入しております。 また、地域のリーダーを集めた会議や家庭訪問などの場を通して、子どもを育てることの大切さや、非行少年を取り巻く課題について、地域住民と対話を行い、考えを深めています。 子どもたちが地域社会で生活するためには、地域社会の「受け入れる姿勢」が不可欠です。 彼らの自立・更生への第一歩となるために、非行少年のバックグラウンドに目を向けることが必要であると考えています。 地域社会に暮らす人々の手で、子どもを守り、育てる土台を作るために。 過酷な環境で生活する子どもたちを地域社会という受け皿で守り、みんなが安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与してくださる企業様。NPO法人ケニアの未来とのタイアップをよろしくお願いいたします。
- 組織名
- 特定非営利活動法人ケニアの未来
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2016年12月7日
- 代表者
- 田中 友紀
- 運営人数
- -
- ウェブサイト
- https://kenyanomirai.org/
- 郵便番号
- 277-0855
- 主な収入源