NPO法人ツシマヤマネコを守る会は長崎県対馬だけに生息する絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために1993年に設立した、民間団体です。 これまで私たちは、対馬北部の上県町に保護区指定地域を設定し、保護区内の民有地の買収を進め、保護区を整備することにより、ヤマネコのエサとなる小動物の生息環境を整え、ヤマネコが暮らしやすい環境を整えてきました。 しかし、イノシシ・シカの深刻な食害により下草がなくなり、海岸線付近の草地も食害でなくなっていることで、季節風が運ぶ潮風を防いでくれる植物がなくなり、保護区の谷の奥まで木々の立ち枯れが発生しています。漂着ゴミも風に乗って保護区の奥まで入り込み、環境が悪化する一方で、島民の生活にも影響が及ぶことが予想されます。 我々はツシマヤマネコが安心して暮らせる対馬を目指し、まずは保護区の環境を整えることを中心に活動しています。 また、激減したカワウソやヤマネコが北海道のタンチョウのように島民の皆様と力を合わせることで守ることができれば、やがて数は増えると考えています。当然、公共工事などは私たち人間が生きていく上では必要不可欠ですが、護るべき動物たちの環境は護っていかなければいけません。 島外の皆様にも、1人でも多くの皆様にご賛同いただき、日本の対馬にしか生息しない生き物を護るためにご協力いただきたいと考えています。 企業の皆様。NPO法人ツシマヤマネコを守る会とのタイアップをよろしくお願いいたします。
- 組織名
- NPO法人ツシマヤマネコを守る会
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 1993年1月9日
- 代表者
- 山村辰美
- 運営人数
- 5名以下
- 郵便番号
- 817-1603
- 主な収入源
- 会費、寄付