認定NPO法人マザーリンク・ジャパンは、2011年の東日本大震災の被災地域で子ども・子育て支援やシングルマザーの就労支援、不登校・引きこもり解消支援をスタートし、コロナ禍以降は首都圏でも支援を始めました。 当団体の代表自身もシングルマザーで東日本大震災の数日前に娘が二十歳を迎え子育てに終止符を打ち、「これからは子育てに悩むお母さんたちの支援をしたい」と考えていた矢先に、震災が発生しました。すぐに被災地域で活動を開始しました。 2012年には復興のリーダの支援として仮設住宅の自治会長の組織を創り、被災者を支援員として雇用し、組織的な被災者支援の体制を整えました。 2013年・2014年には、ボランティアの方と陸前高田市、大船渡市、気仙沼市の仮設住宅7800世帯を1世帯1世帯を訪問し、「ひとり親家庭」と「里親家庭」の実態調査を行い、対象世帯に食糧支援や衣料支援を始めました。パソコンを使えないシングルマザーが収入が低い事を知り、パソコン講座を開催し、就労支援に繋げる活動も行いました。現在は首都圏で企業とタイアップして、シングルマザーを事業主の秘書に育成するという就労支援も行っており、参加企業様を募集しております。 また、2015年に震災後、津波の影響でPTSDとなり、不登校の子どもが5倍に増えたことを知り、2016年から再登校の支援も始めました。実は10年以上経ち、成人を越えた今でも引きこもりのままの子ども達が大勢います。特に義務教育の学齢を過ぎてしまうと何の支援もなくります。高校生の場合、出席日数が足りなくなると中退せざるを得ませんが、通信高校に編入しても、小中学生から不登校だった子どもにとって自力で遅れた学習を取り戻すことも、卒業単位取得も難しく、全国平均の卒業単位取得率が76.7%なのに対し、サポート校が少ない岩手県はわずか45.7%です。サポート校とは通信高校の子ども達に居場所の提供や学習支援、心のケアをしながら卒業を支援する学校のことです。私たちは再び人の輪の中で生きて行けるように、サポート校の開校準備を行っています。 現在、学校設立発起人として、タイアップ企業様を募集しております。 私たちの活動にご賛同いただける企業様、NPO法人マザーリンク・ジャパンとのタイアップよろしくお願いいたします。
- 組織名
- 特定非営利活動法人マザーリンク・ジャパン
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2012年10月10日
- 代表者
- 寝占 理絵
- 運営人数
- -
- 郵便番号
- 154-0023
- 主な収入源