当法人は、和楽器や日本の伝統音楽の継承危機という社会課題の解決や、広く一般市民に対して、和楽器の普及および育成継承に関する事業を行い、文化芸術の発展に寄与することを目的に設立されました。 主な活動内容としては、①演奏会、講演会など自主事業 ②依頼を受けての演奏、講演 ③次世代への継承、育成事業 ④学校教育に関する事業 です。例えば ・教育委員会委託「中学校音楽科における箏の授業支援事業」 希望する中学校に楽器の貸し出しを行ったり、支援員を派遣しています。楽器は、市内中学校で使われていない時期に借りて、他の学校に貸し出すことで有効活用します。支援員を派遣することで、教員の負担を軽減し授業の質向上につながっています。 ・文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」 以前は実技や鑑賞が中心でしたが、コロナ禍の影響で部屋を分けて実技、講義を行っています。講義では、歴史、漢字、継承危機など様々な観点で話をしています。 ・記録誌の作成 「100年後の伝統音楽継承者へ」 コロナ禍における文化活動の記録や、未来の人々へ向けたメッセージを書いた記録誌を作成しました。邦楽関係者を始め、いろいろな方へ配布しています。 などを行っています。 私達が目指すことは 「伝統を次世代に継承し、新しい文化を創造する」、「音の和を広げて、世代交流、国際交流を促進し、人と人をつなぐ」ことです。 歴史を振り返ると、和楽器が滅びる危機(自然災害、戦争、伝染病など)はこれまでにも何度もあったはずです。しかし、何とか現在まで残っているのは、先代の方々が努力して次の世代に伝えてきたからだと思います。過去から受け継いだ文化遺産を、私たちも次世代につなぐべきです。そのためには、単発のイベントを行うだけではなく、人材育成や若い人が日本の文化を学び、継続していくための環境作り、仕組み作りが必要です。 企業様からのご支援は、 ・学校教師対象 実技講習会・授業研究 ・若い人々への支援 経済的事情で箏を習えない人、箏を買えない人へ箏を安価で貸し出す費用 ・休眠箏をメンテナンスする費用 で活用させていただきたいと考えております。 私たちの活動にご共感頂ける企業様、タイアップによるご支援をよろしくお願いいたします。
- 組織名
- NPO法人和楽啓明
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2015年12月1日
- 代表者
- 東島 啓子
- 運営人数
- -
- 郵便番号
- 806-0011
- 主な収入源