世界標準のウェブアクセシビリティガイドラインWCAG 2.0と国際協調した国内規格であるJIS X8341-3『高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ』が2010年に策定されました。ウェブが障がい者や高齢者にも使えるように配慮して制作するのがJIS X8341-3の目的です。この規格を支える活動の一つとして研究者・当事者・企業が集まってJWACを設立いたしました。 具体的な活動としては、セミナーやイベントを行なっています。現在は、新型コロナウイルスの影響により、オンラインで30分ほどのセミナーを何週間か続けて、JWACのメンバーがお話をしたり、外部からの講師を招いてお話をしていただいたりしています。また、品質維持・向上として、アクセシビリティの品質の向上に向けて活動をしております。普及啓発のセミナーを行なったり、JWACのホームページに連載記事を定期的に掲載して、JWACのメンバーがウェブアクセシビリティに関する記事を書いています。例えば、ウェブアクセシビリティ入門という記事を書いたり、障がい者はどのようなところに困っているかを書いたり、規格の解説を書いたり、ウェブ制作会社はどこに注意してアクセシビリティを向上させるのかを書いたり、というような普及啓発を行なっています。事例紹介も行なっており、名古屋市や豊中市の地方自治体のサイトのアクセシビリティ診断を行なったりしています。公的機関や企業などのウェブサイトの規格に基づき、アクセシビリティ診断を行なっています。 日本でも障害者差別解消法が施行され,デジタル社会のアクセシビリティ確保の重要性が喚起されています.誰もが使えなければならないウェブを,障がい者や高齢者が障害を持たない人と同じように使える社会を目指しています。そのためにできる活動に取り組んでいます。企業様のホームページのアクセシビリティ診断を行なったり、セミナーの講師を派遣したりすることが可能ですので、ご連絡ください。企業様とのタイアップをよろしくお願いいたします。
- 組織名
- ウェブアクセシビリティ推進協会
- 組織形態
- 特定非営利活動法人
- 設立
- 2010年4月1日
- 代表者
- 渡辺隆行
- 運営人数
- 6〜20名
- 郵便番号
- 167-8585
- 主な収入源
- 会費